臓器シリーズ Vol.7 / 胆のう
こんにちは。
淀川区・西中島/木川/十三エリアで『痛くないのに効く整体』をお届けしている整体サロンAsahiの杉本です。
「整体師が伝える臓器シリーズ」、第7弾は「胆のう(たんのう)」です。名前は聞いたことがあっても、どんな働きをしているのかとなると、意外と知られていない臓器のひとつかもしれません(^^)
シリーズの中ではかなりの "小柄さん" ですが、脂っこいごちそうのあとに、陰でひっそりがんばってくれている頼もしい存在なんですよ♪
胆のうってどこにある?
胆のうは、肝臓の右葉の下側にちょこんとくっついている、小さな袋状の臓器です。大きさは長さ約7〜10cm、容量は約50mLほど。シリーズの中ではかなり小柄なほうです。
胆のうは、肝臓の下にくっついた小さな袋状の臓器です
胆のうの役割 ─ 胆汁の"濃縮・貯蔵庫"
胆のうの主な役割は、肝臓で作られた「胆汁(たんじゅう)」を濃縮・貯蔵すること。胆汁とは、脂肪の消化を助ける消化液で、食事をすると胆のうがきゅっと収縮して、十二指腸へと送り出されます。
つまり胆のうは、"いざ脂っこいものが来た時のために、胆汁を準備しておく貯蔵庫"のような存在(^^) 小さいけれど、油もの好きの方には特にお世話になっている臓器なんです♪
この働きが落ちると、こんなサインが出ることがあります。
こんなサインに気づいたら
・右肋骨の下あたりの違和感や、重だるさ
・脂っこいものを食べた後の、ムカつきや胃もたれ
気になる時は、生活を少し見直してあげる合図かもしれません。
整体の現場から ─ "身体は場所を覚えている"
ここからは、整体の現場で感じていることをお話しさせてください。
胆のうは肝臓との関わりがとても強い臓器で、施術中に肝臓と一緒に反応が出るケースも少なくありません。特に油ものを多く召し上がっている方は、反応が出やすい印象があります。
そして整体師として、いつも興味深く感じているのが——、胆のうを手術で取り除いた方でも、胆のうがあった位置に反応が出ることです。
臓器そのものはもうそこにないのに、まるで身体がその場所を覚えているかのように反応する——。何度経験しても、不思議で、そして人の身体って奥深いなぁと感じる瞬間です。
「私たちのお身体は、本来"寝たら回復する"ようにできています」
もちろん整体は、胆のうそのものを治療するものではありません。医療と整体は、しっかり役割を分けて考えています。そのうえで、全身のバランスとめぐりを整え、お身体本来の回復力が働きやすい環境をととのえること——、それが胆のうへのいたわりにもつながると感じています。
胆のうを労わる、2つのセルフケア
胆のうへのいたわりは、「脂と食事のリズム」を整えることから♪
- 1. 脂肪分の多い食事は、控えめに :揚げ物・脂の多いお肉などが続くと、胆のうへの負担も大きくなります。"脂を控える日"を週のなかに意識して取り入れてみてくださいね
- 2. 規則正しい食事時間を意識する :胆汁は食事のタイミングに合わせて分泌される消化液。食事の時間が不規則になりすぎると、胆石の原因になることもあるといわれています。なるべく決まった時間に食事を摂るようにしてみてください(^^)
※持病やお薬の関係で食事制限がある方は、必ずかかりつけ医の指示を優先してくださいね。
気になることが続くときは、専門医へ
右脇腹の強い痛み、脂っこいものを食べたあとの強いムカつきがくり返す、健康診断で胆のうや胆石について指摘があった——、そんな時は、ためらわずに内科や消化器内科などの専門医にご相談ください。セルフケアでは分からないことを、検査がしっかり教えてくれます(^^)
まとめ ─ 小さな袋に、ちいさなねぎらいを
今回のお話をまとめると——、胆のうは肝臓の下にくっつく、長さ7〜10cmほどの小さな袋状の臓器。胆汁を濃縮・貯蔵して、脂肪の消化をしっかり支えてくれる頼もしい存在です。
そんな胆のうへのいたわりは、脂肪分を控えめに・食事の時間をなるべく整えるの2つから♪ ちょっとした意識で、胆のうをずいぶん楽にしてあげられます。整体は、全身を整えてめぐりをサポートしながら、いっしょにお手伝いさせていただきますね。
最後までお読みくださって、本当にありがとうございました。次回の臓器シリーズもお楽しみに(^^)