臓器シリーズ Vol.19 / 目
こんにちは。
淀川区・西中島/木川/十三エリアで『痛くないのに効く整体』をお届けしている整体サロンAsahiの杉本です。
「整体師が伝える臓器シリーズ」、第19弾は「目」です。前回の「脳」は身体全体の司令塔でしたが、今回の目は、実は脳から派生して育った臓器。言わば、脳の子どものような、とても近しい仲間なんです(^^)
目は直径約24mm・重さ約7gの「小さなカメラ」
目は、直径約24mm、重さ約7gという、小さくてまん丸な臓器です。私たちが世界を「見る」ために、光をキャッチして電気信号に変え、脳に届けてくれる、まるでカメラのような働きをしています。
目の中には、大きく3つの大切なパーツがあります。
水晶体(すいしょうたい)
ピント調整のレンズ役です。
網膜(もうまく)
光を受け取るフィルム役です。
視神経(ししんけい)
脳へ情報を送る電線役です。
それぞれが絶妙な連携で、目の前の景色を一瞬でとらえてくれているんです(^^)
眼球のほとんどは水分。6本の筋肉と、涙の3つの役割
そして、眼球のほとんどは、実は「水分」でできています。透明な液体で満たされているからこそ、光が真っ直ぐ通り抜けて、きれいな像を結ぶことができるんですね。
また、目の周りには「外眼筋(がいがんきん)」と呼ばれる小さな筋肉が6本あって、この筋肉たちが眼球を上下左右、斜めへと動かしてくれています。
目を動かしてくれている、6本の外眼筋
意識せずに視線を動かせるのは、この6本の筋肉たちが休みなく働いてくれているからなんですよ!!
涙の3つの役割と、1分間に15〜20回のまばたき
目にはもうひとつ、頼もしい味方がいます。それが「涙」です。涙には、目の表面をきれいに「洗う」、乾燥から目を「潤す」、ホコリや刺激から目を「守る」という、大きく3つの役割があります。私たちは1分間におよそ15〜20回もの「まばたき」をして、この涙で目の表面を潤し続けているんです。普段はあまり意識しませんが、涙はいつも静かに、目を大切に守ってくれているんですね。
整体の現場から ─ 眼精疲労は「後頭部」に出る
眼精疲労を感じておられる方の身体を診させて頂くと、実は反応がよく出るのは「後頭部」です。目の疲れは、目そのものだけでなく、頭の後ろにまで及んでいるんですね。目と後頭部は、思っている以上に近い場所なのかもしれません。
そして、目の不調を訴えられる方には、こんな傾向があります。年代は30代後半から増えてくる印象で、性別による差はほとんどなく、お仕事はデスクワーカーの方が多いです。現代のスマホ・PC疲れが、そのまま目の疲れに繋がっているケースが本当に多いんですね。
またデスクワーカー以外で目の不調を感じておられる方は、目の疲れだけでなく、自律神経の不調も同時に抱えておられるケースが多い印象です。目は、脳や自律神経ととても近しい臓器なので、目の不調は身体全体のバランスのサインでもあるんですね。
当院では、後頭部への施術に加えて、「カッサ」というお道具を使って、目のまわりの流れをやさしく整えていくケースもあります。心地よい滑らかさで、目のまわりをそっと巡らせていきます。
施術後の感想として、多くの方が「目がスッと開くようになった」と仰います。目の疲れが軽くなると、視界そのものが明るく感じられるんですね(^^) やはり脳と目は、切っても切れない仲間なんだと感じる瞬間です。
目のまわりの流れをやさしく整える、カッサでのケア
整体と医療、それぞれの役割
もちろん整体は、目そのものを治療するものではありません。医療と整体は、しっかり役割を分けて考えています。
「私たちのお身体は、本来“寝たら回復する”ようにできています」
そのうえで、全身のバランスを整えて、お身体本来の回復力が働きやすい環境をととのえること——、それが当院の役割だと考えています。視力の急激な変化や、目の強い痛み、見え方の異常など、いつもと違う症状がある場合は、まず眼科など専門医のご受診をお願いいたします。
目を労わる、3つのセルフケア
現場でひとつ、大切な気づきがあります。施術後に目の疲れが取れやすい方には共通点があり、それは毎日の睡眠時間をしっかり確保されていること。やっぱり、目にとっても「眠り」が一番のごちそうなんですね。そのうえで、ご自宅でできる3つのセルフケアをご紹介します。
- 1. ホットアイマスクで目を温める :一日の終わりに、目のまわりをじんわり温めてあげてください。血の巡りが良くなり、目の疲れがふわっと軽くなります。市販の使い捨てタイプでも、蒸しタオルでも大丈夫です
- 2. ブルーライトカットで画面と上手に付き合う :PC・スマホ・タブレット、すべての画面にブルーライトカットのフィルターを付けるのがおすすめです。特にお子さまは、目がまだ育っている大切な時期。ご家族みなさんで、画面との距離や時間を見直してみてくださいね
- 3. 目薬を使用する :当院にお越しの薬剤師さんから勧めて頂いたのは、「ビタミンB系」が入った目薬です。爽快感タイプが得意でない方には、優しい刺激のタイプもおすすめですよ
※持病や体調に不安のある方は、必ずかかりつけ医の指示を優先してくださいね。
院長が長年愛用している、ビタミンB系の目薬「ロートビタ40α」
まとめ ─ 脳の子どものような、小さなカメラ
今回のお話をまとめると——、目は直径約24mm・重さ約7gの「小さなカメラ」。水晶体・網膜・視神経の連携で景色をとらえ、6本の外眼筋と涙によって、休みなく守られていました。
目へのいたわりは、ホットアイマスク・ブルーライトカット・目薬の3つから。温める・スマホと少し距離を置く・そしてしっかり眠る、この積み重ねが、目を長く元気にしてくれます。
最後までお読みくださって、本当にありがとうございました。次回の臓器シリーズもお楽しみに(^^)