臓器シリーズ Vol.18 / 脳
こんにちは。
淀川区・西中島/木川/十三エリアで『痛くないのに効く整体』をお届けしている整体サロンAsahiの杉本です。
「整体師が伝える臓器シリーズ」、第18弾は「脳」です。前回の「食道」は食べ物を運ぶ“筋肉の運び屋さん”でしたが、今回の脳は、身体のあらゆる働きを司る「司令塔」とも言える臓器です。普段あまり意識することはないかもしれませんが、実はとってもすごい働きをしてくれているんですよ(^^)
脳は頭蓋骨に守られた、約1.4kgの「人体のコントロールセンター」
脳は、頭蓋骨の中にすっぽり収まっている、重さ約1.4kgの臓器です。体重のわずか2%ほどの重さですが、身体全体に指令を出す、まさに「人体のコントロールセンター」なんです。
脳は頭蓋骨に守られ、脳脊髄液の中にプカプカと浮かぶようにして収まっています
脳は、大きく3つの部分に分かれています。
大脳
思考や記憶、感情を司ります。
小脳
身体のバランスや細かい動きを整えます。
脳幹(のうかん)
呼吸や心拍など、生命維持を担います。
それぞれが違う役割を持ちながら、絶妙なチームプレーで、私たちの日常を支えてくれているんですね(^^)
約860億個の神経細胞が、休みなく働き続けている
体重の2%なのに、エネルギーの約20%を消費
脳の中には「神経細胞(ニューロン)」と呼ばれる細胞が、なんと約860億個もあると言われています。このニューロンたちが、電気信号を使って、ものすごいスピードで情報をやりとりしているんです。見る・聞く・話す・動く・考える……普段何気なくしている全ての活動が、脳の働きによって支えられています。さらに驚くべきことに、脳は体重の2%ほどの重さなのに、身体全体のエネルギーの約20%を消費すると言われています。とっても働き者な臓器なんですね!!
そんな繊細で大切な脳を守るために、脳は頭蓋骨という硬い骨に覆われ、さらに「脳脊髄液(のうせきずいえき)」という液体の中にプカプカと浮いています。まるで衝撃をやわらげるクッションのように、脳をやさしく守ってくれているんですね。
整体の現場から ─ 防御反射と、頭が重い方に見られる傾向
実は、脳はとても繊細で、「防御反射(ぼうぎょはんしゃ)」という身体の防衛反応が出やすい部位です。雑に触れてしまうと、身体全体が一気にガチッと固くなってしまいます。それだけ、頭は大切に守られている場所なんですね。
だからこそ、私が学んできた整体の技術では、頭に触れるための「触り方」「手の作り方」そのものから、時間をかけて丁寧に身につけていきます。頭に触れても防御反射が起きないような、やわらかく繊細な手技です。
「頭が重い」「なんだかスッキリしない」というお声を、現場でよく頂きます。こうした方に多いのは、考えすぎや自律神経の不調が背景にあるケースです。頭を使いすぎて、脳がずっとフル稼働のまま、休めていないというイメージですね。
そして最近特に増えているのが、スマホの影響です。寝る時に枕元にスマホを置いている方は、脳が休まりにくく、朝から頭が重い傾向がとても強くなります。日中はもちろん、夜寝る前まで脳が刺激を受け続けているんですね。
施術で頭にやさしくアプローチさせて頂くと、多くの方が「頭が軽くなった」「目がスッと開くようになった」というご感想を口にされます。脳がホッと一息つけると、視界まで明るく感じられるんですね(^^)
整体と医療、それぞれの役割
もちろん整体は、脳そのものを治療するものではありません。医療と整体は、しっかり役割を分けて考えています。
「私たちのお身体は、本来“寝たら回復する”ようにできています」
そのうえで、全身のバランスを整えて、お身体本来の回復力が働きやすい環境をととのえること——、それが当院の役割だと考えています。強い頭痛やめまい、しびれなど、いつもと違う症状がある場合は、まず脳神経外科など専門医のご受診をお願いいたします。
脳を労わる、3つのセルフケア
ここからは、ご自宅でできる「脳を労わるセルフケア」を3つご紹介します。むずかしいことは何もありません、今日から始められるものばかりです。
- 1. 質の良い睡眠をとる :脳の疲れは、寝ている間にリセットされていきます。夜更かしを控えて、しっかり眠ることが、脳にとって一番のごちそうです。眠りの深さは、翌日の頭の軽さにそのまま繋がりますよ
- 2. 枕元からスマホを離す :寝る前や寝ている時にスマホが枕元にあると、脳がずっと刺激を受け続けてしまいます。せめて手の届かない場所に置いて、寝る前のスマホ時間も少しずつ短くしてみてくださいね
- 3. 「4・7・8呼吸法」でゆっくり呼吸する :4秒かけて鼻から吸い、7秒息を止め、8秒かけて口から吐く。これを数回繰り返すだけで、自律神経が整い、脳がホッと一息つきやすくなります
※持病や体調に不安のある方は、必ずかかりつけ医の指示を優先してくださいね。
今夜、寝る前に「4・7・8呼吸法」を試してみる
4秒かけて鼻から吸い、7秒止めて、8秒かけて口からゆっくり吐く。これを3回ほど繰り返すだけで大丈夫です。呼吸は、いつでもどこでもできる、いちばん身近な脳のセルフケアですよ(^^)
まとめ ─ 休みなく、私たちを支えてくれている司令塔
今回のお話をまとめると——、脳は重さ約1.4kg、約860億個の神経細胞を持つ「人体のコントロールセンター」。頭蓋骨と脳脊髄液に守られながら、思考・感情・身体の動きから生命維持まで、休みなく私たちを支えてくれています。
脳へのいたわりは、質の良い睡眠・スマホを枕元から離す・4-7-8呼吸法の3つから♪ 小さな習慣の積み重ねが、頭のスッキリ感や、朝の目覚めの軽さに繋がっていきます。
最後までお読みくださって、本当にありがとうございました。次回の臓器シリーズもお楽しみに(^^)