臓器シリーズ Vol.15 / 副腎
こんにちは。
淀川区・西中島/木川/十三エリアで『痛くないのに効く整体』をお届けしている整体サロンAsahiの杉本です。
「整体師が伝える臓器シリーズ」、第15弾は「副腎(ふくじん)」です。腎臓の上にちょこんと乗っている、とても小さな臓器なのですが——、実は私たちがストレスと向き合うための、大切な司令塔なんです。今回もやさしく、のぞいてみましょう(^^)
副腎ってどこにある? ─ 腎臓の上にちょこんと乗る、三角形の小さな臓器
副腎は、左右の腎臓の上に、ちょこんと乗っている三角形の臓器です。大きさは片方で3〜5cmほど、重さはわずか5g前後。手のひらにのせても軽すぎて、そこにあることに気づけないくらいの小ささです。
副腎は、左右の腎臓の上にちょこんと乗っています
「副」という字がついているので腎臓のおまけのような印象を受けるかもしれませんが、実際は腎臓とはまったく別の役割を持った、独立した働き者なんです。
副腎の役割 ─ 二層構造で、ストレスに立ち向かう
副腎はおもしろい構造をしていて、外側の「皮質」と内側の「髄質」という二層に分かれています。そして、それぞれが別のホルモンをつくっているんです。
副腎皮質 ─ コルチゾールをつくる
いわゆる「ストレスに立ち向かうホルモン」。ストレスがかかったときに分泌され、お身体を守るために働いてくれます。
副腎髄質 ─ アドレナリンをつくる
こちらは「活動モードのスイッチ」。心拍を上げ、身体に力を入れて、すぐ動ける状態をつくってくれます。
驚いたときや、強いプレッシャーを感じたとき——、心臓がドキドキして、身体にぐっと力が入る感覚、ありますよね。あれはまさに、副腎が「闘うか、逃げるか」のスイッチを入れて、お身体を守ろうとしてくれている瞬間なんです。
「ステロイド」と副腎のふしぎな関係
病院で処方されることのあるステロイドのお薬——、実はあれ、副腎がつくっているコルチゾールと同じ仲間なんです。私たちの身体は、お薬にもなるような大切な物質を、あんな小さな臓器で毎日つくってくれている、というわけですね(^^)
副腎が疲れたときの、4つのサイン
ストレスの多い毎日が続くと、副腎は休みなくホルモンを出し続けることになります。そして少しずつ、疲れがたまっていきます。こんなサインに、心当たりはありませんか?
こんなサインに気づいたら
・しっかり眠っても、だるさが抜けない
・朝、起き上がるのがつらい
・甘いものや、塩辛いものが無性に欲しくなる
・なんとなく、やる気が出にくい
副腎が「ちょっとお疲れだよ」と教えてくれているサインかもしれません。
副腎は、文句を言わずに働き続けてくれる“沈黙の働き者”。だからこそ、異変に気づきにくいんです。日頃からのいたわりが、いちばんのケアになります。
整体と医療、それぞれの役割
もちろん整体は、副腎そのものを治療するものではありません。医療と整体は、しっかり役割を分けて考えています。
「私たちのお身体は、本来“寝たら回復する”ようにできています」
そのうえで、全身のバランスを整えて、お身体本来の回復力が働きやすい環境をととのえること——、それが当院の役割だと考えています。副腎のような、休むことでこそ回復する臓器にとって、ゆっくり休める身体をつくることは、きっと大きないたわりになるはずです。
副腎を労わる、3つのセルフケア
副腎へのいたわりは、“休む”ことがすべての土台。むずかしいことは何もありません、毎日のちょっとした心がけから始めてみてください♪
- 1. 睡眠のリズムを整える :副腎のホルモンは「朝に多く、夜に少なく」という一日のリズムを持っています。夜更かしはこのリズムを乱してしまうので、できるだけ毎日同じ時間に休むことを心がけてみてください
- 2. 甘いもの・カフェインを控えめに :血糖値の急な上下やカフェインの摂りすぎは、副腎に負担をかけてしまいます。ほっとひと息つきたいときは、温かい白湯やノンカフェインの飲みものもおすすめです
- 3. ゆっくり、深い呼吸 :深い呼吸は、高ぶった神経を落ち着かせてくれます。副腎を休ませてあげる、いちばん手軽な方法です
※持病や体調に不安のある方は、必ずかかりつけ医の指示を優先してくださいね。
寝る前の「ゆったり呼吸」
鼻からゆっくり吸って、口から長く吐く——、これを数回くり返すだけでOKです。布団に入ってから、目を閉じて、吐く息を「吸う息の倍くらい」の長さでゆっくり。回数も時間も、決めなくて大丈夫。気持ちよく感じる範囲で、そっと終わってくださいね(^^)
気になる症状が続くときは、専門医へ
強いだるさが長く続く、朝どうしても起き上がれない、体重の急な変化がある——、そんなときは、まず内科などの専門医にご相談ください。ホルモンの状態は、検査でしか分からないことがたくさんあります。整体は、そのサポート役として、お役に立てればと思っています(^^)
まとめ ─ 小さな身体で、私たちを守ってくれている存在
今回のお話をまとめると——、副腎は腎臓の上にある3〜5cm・約5gの小さな臓器。そしてコルチゾールとアドレナリンをつくり、私たちがストレスと向き合うのを支えてくれている司令塔でした。
副腎へのいたわりは、睡眠のリズム・甘いものとカフェインを控えめに・ゆったり呼吸の3つから♪ そして何より、立ち止まって、ゆっくり休む時間をつくること——、それがいちばんの労わり方かもしれません。日頃から、ご自身のお身体をやさしく労わってあげてくださいね。
最後までお読みくださって、本当にありがとうございました。次回の臓器シリーズもお楽しみに(^^)