こんにちは。
淀川区・西中島/木川/十三エリアで『痛くないのに効く整体』をお届けしている整体サロンAsahiの杉本です。
それにしても——、最近また、朝晩が寒くないですか?
つい先日まで「6月なのに30度!」なんて言っていたのに、ここ数日は、朝起きると空気がひんやり。夜も「あれ、タオルケット1枚だと肌寒いかも」という日が続いていますね。日中はしっかり暑いのに、朝晩だけ春に戻ったような——、そんな1日の中のジェットコースターのような寒暖差を、私自身も毎朝感じています。
そして実は、こういう時期にじわじわ増えてくるのが、「首こり」と「寝違え」のご相談なんです。当院でも最近、「朝起きたら首が回らなくて…」「首から肩にかけてずっと重い」というお声が増えてきました。
「夏なのに、首こり?」と意外に思われるかもしれません。ですが、業界歴22年の柔道整復師として言わせていただくと——、夏は、首にとってかなり過酷な季節なんです。今回はその理由と、今夜からできる予防法を、やさしくお伝えしますね。
なぜ夏に? ─ 首を冷やす「3つのルート」
夏の首こり・寝違えの主犯は、ずばり「冷え」。それも、3つのルートから静かに首を冷やしてきます。
冷房と外気の温度差
涼しい室内と、蒸し暑い屋外。その差は7〜10度以上になることも。この温度差をくり返し行き来すると、体温調節を担う自律神経が疲れてしまい、筋肉が固くなりやすい状態に。特に首は、太い血管と神経が集まる「体温調節の要所」なので、影響をまっ先に受けます。
朝晩の寒暖差(今年は特に!)
ここ数日のように、日中は真夏・朝晩はひんやりという気候は、1日の中で身体が何度も「暑さモード」と「寒さモード」を切り替えることになります。この切り替えの負担が積み重なると、首まわりの筋肉が緊張しっぱなしになってしまうんです。
就寝中の、首元の冷え
眠っている間は、身体がいちばん無防備な時間。「暑いから」と薄着+冷房で眠ると、汗をかいた首元がじんわり冷やされ続けます。冷えて固くなった筋肉のまま寝返りを打った瞬間——、朝の「イタタタ…」(寝違え)につながりやすいのです。
そこに「スマホ姿勢」が合わせ技に
さらに現代ならではの事情として、スマホを見る時のうつむき姿勢があります。頭の重さは約5kg。ボウリングの球くらいあります。うつむく角度が深くなるほど、首にかかる負担は何倍にもふくらみます。
つまり今の時期は——、冷えで固くなった首に、スマホの重み負担が重なる、首にとっての"ダブルパンチ"の季節。夏の首こり・寝違えが急増するのは、偶然ではないんですね。
寝違えやひどい首こりで来院される方のお身体を見せていただくと、首そのものだけでなく、背中や肩甲骨まわりまでガチガチに固くなっていることがほとんどです。
首は「結果」であって、冷えと疲労で全身のめぐりが落ちていることが「土台」にある——。そんなケースが、本当に多いんです。だから当院では、首だけでなく全身のバランスから整えることを大切にしています。
朝、首をやってしまった時の注意点
もし朝起きて「首が痛い!」となってしまったら、ひとつだけ、先に覚えておいてほしいことがあります。
- 痛いところを強く揉む・押す :寝違え直後の首は、小さな炎症を起こしている状態。強い刺激は炎症を広げてしまうことがあります
- 無理に首を回してストレッチ :「ほぐそう」と動かすほど悪化しやすいのが寝違えです
- 長風呂でしっかり温める :痛みが強い当日は、炎症を強めてしまう可能性があります。シャワー程度に
強い痛みが数日続く場合や、腕のしびれを伴う場合は、整形外科の受診も視野に入れてくださいね。※対処の詳しい流れは、以前の寝違え記事でもご紹介しています。
今夜からできる、首を守る5つの習慣
ここからが本題です。「冷やさない工夫」さえできれば、夏の首こり・寝違えはぐっと防ぎやすくなります。今夜からできる5つを、どうぞ♪
- 冷房の風を、首に直接当てない :風向きは上向き・水平に。デスクの位置や寝る向きも、風の通り道を避けて
- 寝る時は、首元にタオルを1枚 :薄手のタオルやガーゼケットを首〜肩に掛けるだけで、就寝中の冷えがまるで違います
- 朝晩の肌寒い日は、1枚羽織る :今のような寒暖差の時期は、「日中の服装」のまま朝晩を過ごさないこと。首元のあるトップスも◎
- 湯船で1日の冷えをリセット :シャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり。首まで温まると、めぐりが戻りやすくなります
- スマホは「目の高さ」に近づけて :うつむき角度を浅くするだけで、首の負担は大きく減ります。寝る前の「布団でスマホ」は特に要注意
整体院から ─ "冷えに負けない首"は、全身から
最後に、整体院ならではの視点をひとつ。
同じ冷房の部屋で過ごしていても、首をやってしまう人と、平気な人がいますよね。その分かれ目は、お身体の回復力が、ちゃんと働けているかどうかだと私は考えています。
「私たちのお身体は、本来"寝たら回復する"ようにできています」
日中の冷えや疲労は、本来、夜ぐっすり眠ることで自然治癒力がリセットしてくれるもの。ところが、疲労がたまって眠りが浅くなっていると、冷えのダメージが回復しきらないまま、翌日また冷える——、という"冷えの借金"が積み重なっていきます。その借金が限界に達した朝、寝違えとして現れるのです。
整体は、全身のバランスとめぐりを整えることで、自然治癒力が働きやすいお身体の環境を取り戻すお手伝いをしています。「最近、首も身体も重いな」と感じている方は、冷えの借金がたまり始めているサインかもしれません。
まとめ ─ 夏の首は、思っているより頑張っています
今回のお話をまとめると——、夏の首こり・寝違えの主犯は「冷え」。冷房との温度差・今年は特に目立つ朝晩の寒暖差・就寝中の首元の冷え、という3つのルートに、スマホ姿勢が合わせ技になっています。
対策はシンプルで、「首を冷やさない・寝る前に温める・うつむきを減らす」。そして、つらくなってしまったら、無理に揉まずに早めにご相談ください。院長と一緒に、お身体全体を見立てながら、"寝たら回復するお身体"を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
最後までお読みくださって、本当にありがとうございました。寒暖差の激しい毎日、首元を大切に、どうぞご自愛くださいね。