こんにちは。
淀川区・西中島/木川/十三エリアで『痛くないのに効く整体』をお届けしている整体サロンAsahiの杉本です。
朝起きたら首が回らない、振り向くと痛い——、そんな「寝違え」でつらい思いをされた経験はありませんか?
「首をうまく動かせない…」
「揉んだ方がいいのかな?それとも冷やすべき?」
「私の寝相が悪いのかも…」
寝違えに関しては、実は整体院に来られる方の多くが"誤解されている"ポイントがいくつかあります。今回は、業界歴22年・柔道整復師として現場に立ってきた立場から、「寝違え、よくある3つの誤解"をお伝えします。
その前に ─ なぜ"大人"だけが寝違うのか?
本題の3つの誤解に入る前に、ぜひ知っておいていただきたい"とても興味深い事実"があります。
お子さまを育てた経験がある方なら、きっと頷いてくださると思うのですが——、子どもたちの寝相って、本当にすごいですよね(^^)
朝起きたら布団から完全にはみ出ていたり、90度横向きに寝ていたり、親の顔の上に足を乗せていたり——、大人なら確実に翌朝つらいことになりそうな寝姿勢です。
ところが、子どもたちは寝違えをほとんど経験しません。これは決して偶然ではありません。
その理由は、子どもの身体が"非常に柔らかい"から。関節も筋肉も柔軟性に富んでいて、多少の無理な姿勢を取っても、すぐに元の状態に戻る回復力を持っています。
ところが、大人になるにつれて、身体の柔らかさは少しずつ減少していきます。デスクワークや家事育児、ストレス、運動不足——、日々の生活の中で少しずつ筋肉や関節がこわばっていく。そして、取れなかった疲労が日々"チリも積もれば山となる"で蓄積していき、寝具との相性が良くない夜や、悪い寝方をしてしまった朝など、"最後のトリガー"をきっかけに、寝違えとして表れてくるのです。
寝違えは、"その日の悪い寝方"だけが原因ではなく、「日々の蓄積」+「最後のトリガー」で起こっている——、これが、22年の現場で見えてきた真実です。
整体師が伝える、寝違えの3つの誤解
それでは、寝違えに関するよくある3つの誤解を、ひとつずつ見ていきましょう。
寝違えという名前から、「朝、寝起きに起こるもの」という印象が強いかもしれません。
ですが、当院での臨床では、日中や夕方、または夜になってから突然「首が回らない」と気づかれる方も少なくありません。デスクワーク中にちょっと無理な姿勢を取った、ソファでうたた寝した、急に振り向いた——、そんな日常のひとコマがトリガーになることも。
当院では時間帯に関係なく、"いわゆる寝違え"という用語で患者さまと共有しています。
「コリを感じたから揉む」「動きが悪いからストレッチ」——、これらは普段の肩こり・首こりなら有効なケアです。ですが、"いわゆる寝違え"の状態では、逆効果になりやすいんです(>_<)
なぜなら、寝違えは「肩こりや首こりがさらに悪化した状態=損傷(ケガ)」だから。損傷した組織を揉んだりストレッチで引き伸ばすと、かえって炎症が広がり、痛みが強くなってしまうケースが少なくありません。
当院では、寝違えの方には基本的に揉む・ストレッチは非推奨としてお伝えしています。「動かないからほぐしたい」気持ちは分かりますが、まずは安静を優先していただくのがおすすめです。
「炎症だから冷やす」というのは一般的な知識ですが、寝違えに関しては、冷やすと筋肉の緊張が強まり、かえって痛みが増す傾向があります。
当院での臨床では、「温めた方が良いケースが多い」という結果を見てきました。これは、寝違えの背景に「冷え・血行不良・筋肉の緊張」が複雑に絡み合っていることが多いからだと考えられます。
蒸しタオルやお風呂など、"心地よい温かさ"でお身体を緩めてあげるのが、まず取り入れていただきたいセルフケアです。
寝違えを起こさない身体に ─ 当院の整体観から
ここまで3つの誤解を見てきましたが、大切なのは「寝違えを起こさない身体を作っていくこと"。
冒頭でもお伝えしたように、寝違えは「日々の蓄積」+「最後のトリガー」で起こります。では、その"日々の蓄積"を防ぐには、どうすればいいのでしょうか?
整体サロン Asahi では、ひとつの答えにたどり着きました。それが——、
「私たちの身体は、本来"寝たら回復する"ようにできています」
昨日の疲れも、ぐっすり寝た翌朝には軽くなっている——、これは、私たちの身体に備わった「自然治癒力」が、寝ている間にきちんと働いてくれている証です。
ところが、自然治癒力が低下してしまうと、寝ても疲れが取れない状態が続いてしまいます。取れなかった疲労が日々積み重なって、寝違えのような"ある日突然のように見える不調"として表れてくるのです。
もし寝違ってしまったら ─ ご自宅でできる応急ケア
それでも、急に寝違ってしまうことはあります。そんなときの応急ケアをお伝えしますね。
- 無理に動かさない :「動きを取り戻そう」とグリグリ動かすのは逆効果。安静を優先
- 揉まない・伸ばさない :損傷した組織にはマッサージ・ストレッチは控えめに
- 蒸しタオルで"心地よく"温める :お風呂もOK。"熱すぎず・冷たすぎず"で
そして、動きの制限が2〜3日経っても改善しないときは、ぜひ早めに整体院や医療機関へご相談くださいね。当院でも、寝違えの方の施術には対応しております。
まとめ ─ 寝違えは、身体からのお手紙
寝違えは、「あなたの身体が、限界に近づいています」という、身体からのお手紙でもあります。
その背景には、日々の疲労の蓄積と、自然治癒力の低下が隠れていることが少なくありません。寝違えが落ち着いたあと、「なぜ寝違ったのか」を見直す機会にしていただけたら、と思っています。
気になる方は、お気軽にご来院ください。院長と一緒に、お身体の状態を確認しながら、"寝たら回復する身体"を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
最後までお読みくださって、本当にありがとうございました。